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2021.08.22 | 

窓ガラスが割れた時は火災保険で補償される?申請方法についても解説

予期せぬトラブルで窓ガラスが割れてしまった場合、自分が加入している保険で補償されるのか不安に感じませんか?もし火災保険に加入している場合、窓ガラスの破損原因次第では保険金を受け取れる可能性があります。

 

この記事では、窓ガラスにヒビが入ったり、割れたりした時に保険金が降りるケースや降りないケースを解説します。また、火災保険以外で窓ガラス修理に適用できる保険についても紹介します。

 

この記事を最後まで読んで、窓ガラスの修理費用は保険金でカバーできるようになりましょう。

 

火災保険は割れた窓ガラスの修理にも適用される

火災保険は、火災による被害以外に台風やゲリラ豪雨、大雪などの自然災害による被害にも適用されます自然災害や予期せぬトラブルによって窓ガラスが割れて修理をする場合には保険金を受け取れます。

また、火災保険には自動車保険のように保険を使うと保険料が上がるような等級制度が存在しません申請回数によって保険料の金額が変わることもないので、安心して補償金を請求しましょう。

 

自費で修理しても窓ガラスが割れてから3年以内なら申請可能

火災保険は、自然災害や突然のトラブルによる被害を受けた日からさかのぼって3年以内であれば申請できますもし、窓ガラスを自費で修理した場合でも割れてから3年以内に申請すれば保険金を受け取れます。

 

申請には被害状況がわかる写真や修理業者の領収書が必要なので、修理費の支払いが完了しても捨てずに保管しておきましょう。

 

窓ガラスの修理に火災保険が適用される8つの条件

窓ガラスが割れる要因はさまざまでしょう。自然災害はもちろんのこと、子供が割ってしまうなど予測できない事故が原因でも火災保険が適用されます。

 

ここからは、火災保険が適用できる破損原因を具体的に解説していきます。

 

①火災が原因で割れた時

火災によって窓ガラスが割れた時は火災保険が適用されます。出火元が自宅の場合はもちろんのこと、近隣の家や店から発生した火災によって割れた時も保険金を受け取ることができます


また、火災の影響に限らず消火活動中の放水の圧によって割れた場合も同様に申請可能です。

 

②熱割れが原因で割れた時

窓ガラスの外側は、長時間太陽の熱や室外機の熱で温められると体積が膨張します。ガラスの体積の差によって引っ張り合って窓にひびが入ったり、割れたりする現象のことを「熱割れ」といいます。

 

熱割れは防ぐごとの難しい自然現象とみなされるため、火災保険の適用が可能です。

 

③ひょう災が原因で割れた時

ひょう災とは、積乱雲から発生した大粒のひょうが空から降ってくることで生じる損害のことです。氷の粒が直径5mm以上もある「ひょう」は、大きければ大きいほど空からの落下速度も増します。

 

ひょうが当たって窓ガラスが割れたりヒビが入ったりしても火災保険が適用されます。また、氷の粒の直径が5mm未満の「あられ」が原因の場合も保険金を受け取ることが可能です。

 

④台風などの風災が原因で割れた時

風災とは台風や竜巻、暴風などによって引き起こされる被害のことです。強い風圧によって窓ガラスにひびが入ったり、強風で物が飛んできて窓ガラスが割れてしまうことがあります。

 

風災によってガラスの修理等が必要になった場合、風災補償として保険金を受け取ることができます。

 

⑤子供が割ってしまった時

子供が誤って窓ガラスを割ってしまった場合でも、「予測できない突発的な事故」とみなされ、保険金を受け取ることが可能です。

 

自分の子供が自宅の窓ガラスではなく、近隣の家や知り合いの家の窓ガラスを割ってしまった場合も適用対象となります。

 

⑥泥棒に割られてしまった時

火災保険には盗難補償もあるため、泥棒による被害にも火災保険は適用されます。建物が保険の対象の場合には、泥棒に割られた窓ガラスも補償範囲なので保険金を受け取ることができます。

 

もし盗難被害にあった時には、まずは警察に相談し落ち着いてから保険会社に連絡しましょう。

 

⑦外からものが飛んできて割れた時

何かが投げ込まれたりした結果割れた場合も、火災保険の対象となります。相手からの損害賠償を受け取れないケースもあるため、火災保険に加入しておくと保険金で修理することが可能です。

 

⑧予測できない突発的な事故が原因で割れた時

自宅で転倒した時や家具を動かす時に誤って窓を割るなど、予測できない突発的な事故の場合も保険金を受け取れることがありますプランによっては範囲外の可能性もあるので、まずは加入している保険のプランを確認して下さい。

 

また、「突発的な事故」あたるかの判断は難しいため、まずは保険会社に相談しましょう。

 

火災保険が適用されない4つのケース

火災保険では自然災害や日常に潜むトラブルなどあらゆるケースにも適用されます。しかし、割れた原因によっては火災保険が適用されない場合もあるので注意しましょう。

 

ここでは、割れてしまった窓ガラスに対して保険金を受け取れない4つのケースを解説します。

 

①原因がわからない場合

火災保険が適用されるかどうかは、窓ガラスが割れた原因が補償範囲に入るかで判断されます。

そのため、窓が割れた原因がわからない場合は保険金を受け取ることができません


特に、熱割れが原因で割れたことを証明するのは難しいです。日当たりの良さや室外機の近くなど、熱がこもりやすい場所の場合はその旨を保険会社に伝えてみましょう。

 

②地震が原因の場合

多くの火災保険では、地震の被害に対する補償はありません。そのため、地震の揺れによって窓ガラスが割れた場合は保険金を受け取ることができません。

 

また、地震によって起こった火災の被害に対しても適用されないのでご注意ください。火災保険とは別に地震保険に加入することで、地震の被害への補償を受けることができます。

 

③割れた原因が補償対象になっていない場合

火災保険の補償範囲は、取り扱っている保険会社やプランによって異なります。保険料を抑えた必要最低限の補償範囲のプランも存在し、風災やひょう災などの補償はオプション追加が必要な場合もあります。

 

火災保険を加入していても、窓ガラスが割れた原因によっては保険金を受け取れないことも。補償内容を事前に確認し、必要であればプランの見直しをすると安心でしょう。


④割れた原因が免責の範囲内であった場合

窓ガラスが割れた原因が保険会社の免責の範囲内であった場合も、補償の対象外です。免責とは、被害に対して保険会社が保険金を支払う責任を負わないと決めている要因のことを指します。あらかじめ、どのようなことが免責の対象になるのかを示す免責事由は、保険会社によって異なります。

 

例えば、意図的に起こした事故が原因の場合や法律違反行為が原因の場合は、火災保険は適用されません。意図的であったかの判断は難しいため、割れてしまった場合はまず保険会社に問い合わせてみましょう。

 

火災保険以外に、窓ガラスの破損に対して適用できる保険

火災保険以外にも、窓ガラスの破損に対して補償がある保険があります。加入している場合は、窓ガラスが割れた要因や状況に応じて適切な保険を選んで申請しましょう。

 

①地震保険

地震保険に加入している場合は、地震による揺れで割れた窓ガラスの修理や交換代の保険金を受け取れる可能性があります。しかし、保険会社や加入プランによって補償範囲が異なるため窓ガラスの破損は対象外とされるケースもあるので注意が必要です。

 

加入前に窓ガラスが補償対象となるか、事前に確認しておきましょう。

 

②家財保険

火災保険の補償対象は建物と家財です。家財のみを補償する保険契約のことを「家財保険」と呼びます。家財保険は火災保険と同じく自然災害や、突発的な事故でガラスが割れたときに保険金を受け取れます

 

補償範囲や内容は火災保険と異なる点もあるため、両方加入しているならどちらの保険で適用されるかチェックしましょう。

 

③車両保険

車両保険に加入していれば、盗難や事故によって車のガラスが割れた際に保険金を受け取れます。車上荒らしや不注意で窓ガラスが割れてしまった場合でも、車両保険が適用されます

 

車の窓ガラスの補償については、まず車両保険を確認しましょう。

 

火災保険の申請方法について解説

火災保険を申請する際は、下記の流れで行います。

  1. 管理会社や保険会社に連絡する
  2. 書類を提出する
  3. 修理を行う
  4. 保険金の金額確認・入金

それぞれの流れを詳しく解説しているので、申請の際には参考にしてください。

 

①管理会社や保険会社に連絡する

賃貸やマンションに住んでいる場合、窓ガラスにヒビが入ったり割れたりしたらまずは管理会社に連絡します。次に、火災保険を契約している保険会社に連絡しましょう。

 

保険会社が契約内容や状況を確認後、今後の流れについての説明があります。後日、保険金の請求に必要な書類が送付されます。

 

②書類を提出する

保険金の請求に必要な書類を用意して、保険会社に提出します被害状況によっては「罹災証明書」や写真の提出が求められる場合もあるので、事前に準備しておくと良いでしょう。

 

不備があれば再提出になるため、提出前には事前に漏れがないか確認するようにしましょう。

 

③修理を行う

修理業者に依頼して、修理や交換の実施を依頼します。保険会社で業者を手配してくれる場合もあれば、自分で業者を手配することもあります。基本的には保険会社から案内があるので、指示に従って対応してください。


修理業者から渡される書類の中には手続きに必要なものもあるので、保険金を受け取るまでは手元に残しておきましょう。

 

④保険金の金額確認・入金

保険会社からの支払金額について確認し問題がなければ口座に入金されます。入金後は、支払金額の明細などが届くので、契約通りかどうか確認をしましょう。

 

万が一問題があれば、保険会社から電話がかかってくることもあります。電話があった際は必ず出るようにしましょう。

 

窓ガラスを割ってしまったらまずは保険会社に連絡を!

窓ガラスが割れてしまった場合、火災保険で保険金を受け取ることができます。火災以外の自然災害や突発的な事故が原因でも補償される場合があります。

 

一方、窓ガラスが割れた原因が不明の時や地震で割れた時は、免責範囲内の場合は保険を受け取れませんのでご注意ください。

 

自費で窓ガラスの修理や交換をしないといけないと思っていても、実は補償対象のケースだったということもあります。また、ガラス割れてから3年以内であれば自費で修理していても補償金を受け取れますまずは、契約している保険会社に連絡して確認してみましょう。

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