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2021.09.29 | 

雪害・雪災による家の損傷は火災保険適用内?【申請方法についても解説】

大雪による住宅被害も、火災保険で補償できることがあることを知っていますか?

火災保険の補償は火災だけではありません。雪深い地域はもちろん、何年かの一度の大雪によって都会でもカーポートが潰されてしまうケースもあります。

今回は、火災保険で補償される雪害・雪災の内容から、申請方法についてを解説します。

大雪や雪崩などの被害は火災保険で補償される

大雪の住宅

大雪で住宅の一部が被害を受ける「雪害・雪災」。

火災保険は火災以外にも、自然災害を補償している商品もあり、「雪害・雪災」をカバーしている火災保険に加入していれば補償を受けることができます。

雪害で火災保険が使えるケース

雪に埋もれた家

いつもの冬なら問題なくとも、「何年かに一度」など評される大雪による被害は、対策を取ろうにも物理的に限度があります。また、隣家の落雪被害によって、自宅の外壁・塀が「もらい事故」に合うパターンもあります。

火災保険では、そのような大雪によって住宅の一部や、付属物が壊れてしまったときも補償してくれます。

ここからは、火災保険における雪害・雪災の補償例を紹介します。

雪害による雨漏りや雨樋の損傷

大雪によって屋根が壊れてしまうと、雨漏りの原因に。雨漏りによって家の中にカビが発生したり、建物自体が弱くなってしまうのも困りますよね。

また、雪深い地域では、雪の圧で窓ガラスが割れ、雨樋も破損してしまうという被害も発生しています。

積雪によるウッドデッキ・カーポートの損傷

積雪の重みで、ウッドデッキやカーポートが潰されてしまう被害もあります。

雪害は火災保険の対象ですが、契約によっては、カーポート・物置が補償対象外となっているものもあるため、申し込み時には注意しましょう。

アンテナや雨どい、太陽光パネルなどが大雪によって壊れ

屋根やカーポートより被害を受けやすいのが、アンテナや雨どい、ソーラーパネルです。

雪の重みでパネルが割れたり、アンテナが曲がってしまうとテレビの受信にも影響が出ます。

この他、給湯器やエアコンの室外機も、雪によって機能しなくなる・重みで壊れてしまった場合も、火災保険の補償対象です。

雪害で火災保険が使えないケース

頭を抱える女性

雪害・雪災は、火災保険でも全て補償できるわけではありません。

「こんなはずじゃなかったのに」とならないよう、火災保険が使えないケースも十分に理解してリスクヘッジしましょう。

雪解けによる洪水や地すべりで住宅に何らかの被害が生まれた

雪崩被害の場合は雪災として補償されますが、傾斜地での雪解け水による洪水・地すべりによる土砂災害に巻き込まれた場合は補償外となります。

雪解け水による洪水・地すべりは、雪害ではなく、水害に分類されるためです。

自宅付近に傾斜地があったり、土砂災害ハザードマップで警戒区域に該当する地域の場合は、水災補償のある保険も検討しましょう。

積雪によりカーポートの屋根が落ち所有物が破損した

雪の重みでカーポートの屋根が落ち、その下の車が破損することもあります。

この場合、カーポートは補償対象ですが、車の補償は火災保険では対応できません。車は自動車保険の車両保険の分野となります。

自宅屋根に積もった雪が落ち隣家に損傷を与えた

隣家の落雪で、自宅の外壁が破損した場合は火災保険の補償対象ですが、自宅の落雪が隣家に被害を及ぼした場合はどうでしょうか。

補償の対象となるのはあくまで「自宅」の被害です。隣家の被害は補償されません。

隣家の被害は、隣家が加入している火災保険で対応することになります。

雪害で火災保険から支払われる保険金の計算方法

計算機でお金の計算

火災保険の雪害の補償は、自己負担額が設定されており、免責方式・フランチャイズ方式の2つの方式があります。自己負担額は、契約時に予め決めておくものです。

  • 免責方式:支払われる保険金=被害額-自己負担額
  • フランチャイズ方式:被害金額>設定金額のとき、支払われる(設定金額は保険による)

フランチャイズ方式の場合、被害額が設定金額を超えない場合は1円も補償されません。

保険のアドバイザーを経由せず、自分で申し込みをする場合は、フランチャイズ方式と気づかずに加入している人も多くいます。被害が起こってからフランチャイズ方式だったと慌てないように、加入時にフランチャイズか免責方式かを必ず確認しましょう。

火災保険金の請求方法

保険と電卓

雪害で大きな被害を受けると、保険請求の方法に戸惑うことも多いはず。

ここで、保険金請求の流れを事前にシミュレーションしておきましょう。

①保険会社に雪害にあったと報告をする

雪の被害にあった場合、まずは保険会社に雪害にあった旨を報告します。

連絡する前に、必ず保険証券を手元に用意しておきましょう。まず最初に保険証券番号を確認されるためです。

また、被害にあった日時、建物の住所、被害の状況などを報告します。

②保険会社から送付頂いた書類をまとめて送付

報告後、保険会社から以下のような保険請求に必要な書類が郵送で届きます。

  • 保険会社指定の保険金請求書
  • 被害を証明する罹災証明書(地元の消防署が作成)
  • 雪害の状況写真・写真データ
  • 修理の見積書(業者が見積もり作成)

建物全壊など、保険金が高額になるような大きな被害の場合は、登記簿謄本や印鑑証明書の提出を求められる場合もあります。

③書類を基に現地調査を行う

提出した書類に基づいて、保険会社による現地調査・確認が行われます。

調査と画像データで審査を行い、被害内容が補償対象と認められることで保険金額が計算されます。

④請求額の支払い

保険会社から保険金額の提示があり、契約者が了承することで、保険金額が確定します。

保険会社から送付された保険金の振り込み口座の書類に、必要事項を記載し提出して待ちましょう。後日、指定の口座に保険金が入金されます。

保険会社・締め日によっては、入金まで1ヶ月以上かかる場合もあります。

火災保険の申請は「申請サポート専門会社」に依頼するのが一番簡単で早い!

保険金請求の流れを紹介しましたが、前述の①〜④の工程は、被害の報告~確認~支払いまで、かなり時間・手間がかかります。その間の精神的な負担も大きくなるものです。

また、提出書類の内容が薄いと、請求金額の引き上げ交渉もできず、本来であればもらえるはずの請求金額が少なくなってしまう可能性もあります。

しかし、火災保険ナビなら書類の申請サポートから、請求金額の引き上げ交渉まで一括対応。もしもの時に備えるなら、完全無料の火災保険ナビの申請サポートがおすすめです

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