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2021.09.14 | 

火災保険の請求にはコツがある?4つのコツや必要書類の書き方を徹底解説!

今回の記事では、火災保険の請求に関するコツを紹介していきます。火災保険は、自然災害で建物や家財が破損した時に修理費用を請求することで補償してくれる保険。そんな火災保険に加入している人は多いですが、実際に請求したことがある方は少ないのではないしょうか。

 

実は火災保険の請求にはコツがあり、コツを押さえていないと請求できないことがあります。また、請求する際の必要書類には適切な書き方があり、書類を全て忘れずに提出する必要があったりと手間がかかります。正しい火災保険の請求をするコツを知っているという方は少ないはず。

 

そこで、本記事では火災保険の請求時に関する4つのコツや必要書類の書き方を解説していきます。いざというときに忘れがちな火災保険。本記事の内容を忘れないようにすることで、緊急時にも安心して請求することができます。ぜひ、参考にしてください。

Contents

火災保険を請求する前に!火災保険の基礎知識を紹介

まずは、火災保険の基礎知識について紹介していきます。

 

火災保険という保険は知っていても、詳しい内容を知っている方は少ないかもしれません。 火災保険の基礎知識を知ることで、どのような場合に請求できるのか理解することができます。 ここでしっかりと把握しておきましょう。

火災保険を請求できる適用内容

火災保険を請求できるのは火災だけの被害ではありません。 保険会社や保険商品により違いはありますが、実は火災保険は幅広い適用範囲が設定されています。 どのような場合に火災保険を請求できるか、災害と被害例を確認してみましょう。

災害 被害例
火災 火災により住居や家財が燃えた
風災 屋根の瓦や外壁材が強風で飛ばされる
台風のせいで壁がはがれた
強風でベランダが破損した
風で飛んで来た物が家に直撃し、破損した
雪災、ひょう ひょうのせいで屋根や壁に穴があく
落下した雪のかたまりが外壁に直撃し、破損した
雨、洪水、土砂崩れ 建物が浸水し、外壁が腐食した
豪雨の影響で雨漏りが発生した
大雨により雨どいが破損した
落雷 落雷によって屋根に穴が空いた
・家屋に雷が落ち、火災が発生した
破裂、爆発 漏れたガスに引火し、爆発が起きた
騒擾・集団行為等にともなう暴力行為 労働争議に関わる暴力行為によって家を壊された
盗難 泥棒に鍵や窓ガラスを壊された
泥棒が家に侵入し、現金を盗まれた

 

地震は火災保険の適用外?

多くの補償内容がある火災保険ですが、注意しておきたいのは地震の時。 実は地震による損害は火災保険の補償対象外となっています。 このことを知らないと、地震で家が壊れた時に火災保険を請求しようとしても補償されないことがあるので注意してください。

 

また、地震だけではなく、地震が原因で発生した津波や火山の噴火での損害も補償の範囲外です。 このような地震による被害を補償してもらうためには、火災保険とセットで加入できる地震保険に加入しておく必要があります。 日本は地震が多いため、地震保険に加入することも考えてみましょう。

火災保険の補償範囲

火災保険は、建物と家財の2つの補償対象があります。 建物本体と門や塀などの建物に付帯して動かすことのできないものを合わせたものが補償内容なのが、火災保険でいう建物。 家財とは、建物の敷地内にある家具などの生活品のこと

 

家財を補償対象としている火災保険は家財保険ともいい、家財保険に加入していれば、家財が損害を受けた時も補償されます。 補償内容の設定は、火災保険に加入する時に「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」から選ぶことができます。

火災保険を請求するコツ

それでは、火災保険を請求するコツを紹介していきます。 火災保険の請求に関するコツは、大きく4つ。 それぞれ詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

火災保険を請求するコツ1:加入している火災保険内容の把握

まずは、自分が加入している火災保険の内容を確認しておきましょう。 加入している火災保険の内容を把握しておくことで請求へ1歩近づくことができます。 というのも、建物や家財が破損した時に補償内容の範囲によって請求できるかどうか決まるから。

 

建物のみ、家財のみ、両方なのかどうかを把握する必要があります。 火災保険の内容を把握するためには契約書類から確認できます。 契約時に受け取っているはずなので確認しておきましょう。 万が一契約書類を紛失していた場合は、保険会社に問い合わせることで確認することができます。

火災保険を請求するコツ2:早急な連絡

被害に遭った時に早急に保険会社に連絡することも、火災保険を請求するコツの1つ。 破損が発生してから長い期間が経ってしまうと、その破損が災害によるものなのか経年劣化によるものなのか判断が難しくなります

 

そのため、原因がわからず請求できなくなってしまう場合も。 災害による損害があるとわかったら、できるだけ早急に火災保険の請求をするようにしましょう。

火災保険を請求するコツ3:異議申し立て

保険会社から提示された保険金に不満があった場合は、異議申し立てを行ってみてください。 いざ火災保険を請求し保険金額が算出された時、保険金が思っているより少ないと感じる方も少なくありません。

 

提出した書類によって保険金額を算出しているため、書類に不備があると保険金が少ない場合があります。 そんな時は、異議申し立てをすることで保険会社が再審査を始めます。 しかし、その時には新たな根拠を証明する書類を用意しておくことを忘れないようにしましょう。

火災保険を請求するコツ4:信頼できる業者に依頼

火災保険を請求する時は、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。 修理業者によっては不当に保険金を請求させようとする業者や、相場とはかけ離れた高い金額で見積もりをしてくる悪質な業者が存在します。

 

そのような業者に依頼してしまうと、保険の請求に支障がでるかもしれません。 なので、信頼のできる業者を紹介やクチコミで探して依頼することが大切なポイント。

 

また、火災保険請求サポート業者という業者も存在します。 火災保険請求サポート業者は、成果報酬を支払うことで損害状況の調査や見積もり書の作成を依頼することができる業者のこと。 自分で火災保険の請求をすることが不安な方は、ぜひ火災保険請求サポート業者を利用してみてください。

火災保険の請求から支払いまでの流れ

ここからは、実際の火災保険を請求する手順について解説していきます。 実際に火災保険を請求する時に、スムーズに対応できるようにここでしっかりと把握しておきましょう。 それでは、火災保険の請求から支払いまでの流れをそれぞれ紹介していきます。

火災保険の請求手順その1:火災保険申請サポート業者に依頼する

自分自身で請求することが難しそうと思う方は、まず火災保険申請サポート業者に連絡しましょう。 保険金額の適切な見積もりを作成してくれたり、書類作成のサポートをしてくれたりするため、請求したことがない方でも安心です。

火災保険の請求手順その2:業者による現地調査

火災保険申請サポート業者にした場合、業者による現地調査が入ります。 業者が派遣した専門の調査員が破損部分を的確に調査してくれますので、保険金の受給漏れもほとんどありません。 この調査を基に、保険会社に火災保険の請求を行います。

火災保険の請求手順その3:保険会社に連絡・必要書類の送付

業者による現地調査が終わると、いよいよ保険会社に連絡していきます。 保険会社指定の窓口があるため、電話で連絡をとりましょう。 氏名、保険証券番号を伝えると保険の契約を照会してもらえるので、事故内容や被害状況を報告します

 

その後、保険会社から申請書類が送られてくるため、その中の返送分の書類と自分で用意する書類を併せて保険会社に送付。 火災保険申請サポート業者に依頼していれば、この手順を代行してもらえます。

火災保険の請求手順その4:保険会社による現地調査

必要書類を保険会社に送付すると、次に保険会社による現地調査が行われます。 現地調査を行う調査員は、保険会社から派遣された損害保険鑑定人。 損害保険鑑定人によって、見積書や写真に間違いがないかどうか確認されます。

火災保険の請求手順その5:審査・入金

現地調査が終わると、損害保険鑑定人が報告書をまとめて保険会社に提出します。 この報告書などを基に、保険会社の審査が開始。 その後、金額確定の通知がありますので、異議申し立てがない限りは1週間から2週間で指定の金融機関に入金があります。

火災保険を請求する際に必要な書類と請求書の書き方

ここからは、火災保険の請求に必要な書類について紹介していきます。 上記で説明したように、火災保険の請求する際には必要書類の送付があります。 保険会社から送られてくる書類とは別に自分で用意しなければいけない書類もあり、用意するのは大変。 まずは、どのような書類を用意しなければいけないかを知っておきましょう。

保険金請求書・事故内容報告書・損害明細書

保険金請求書は、保険金申請のための情報を記載する書類。 事故内容報告書は、事故の概略を説明する書類。 損害明細書は、建物や家財についての損害を記入する書類です

 

これらの書類は保険会社から送られてくる書類で、保険会社によって書式が違います。 保険金額や事故の概略を説明する書類のため、漏れがないようにできるだけ詳細に記入するようにしましょう。

修理見積書

業者に修理を依頼すると修理見積書を作成してもらえます。 この修理見積書は火災保険の請求の際に必要な書類となっており、修理代や修理内容の内訳が記載されています。

罹災証明書

所有している建物が災害により破損した場合、管轄の消防署で発行される書類が罹災証明書です。 罹災した事実証明や被害の内容が記載されており、この書類も提出する必要があります。

写真

建物が破損した箇所をスマホなどで撮影し、写真または画像データで提出します。 破損したらすぐに撮影しておくことで、災害が原因だと証明しやすくなるので被害箇所は写真に収めておきましょう。

火災保険の請求には時効がある?火災保険の適用条件

ここからは、火災保険の適用条件について紹介していきます。 火災保険に加入していても忘れがちになってしまうのが請求の時効。 時効が過ぎてしまうと火災保険の請求を行うことができません。

 

このように、火災保険には適用条件があり時効の他にも注意するべき点があります。 火災保険の適用条件を押さえておかないと請求できずに後悔することになるかもしれません。 なので、ここで火災保険の適用条件について把握しておきましょう。

火災保険の請求期限は被害に遭って3年以内

火災保険の請求期限は、保険法第95条によって時効が3年と定められています。 そのため、原則として3年が経過すると請求することができなくなってしまいます。 時効に関わらず、災害で損害を受けたらできるだけすぐ請求することを忘れないようにしてください。

経年劣化ではなく自然災害

火災保険は、自然災害で損害を受けた場合でないと請求することができません。 経年劣化や地震の影響による破損で請求した場合、認められないこともありますので注意してください。

損害額が20万円以上

火災保険の請求は、損害額が20万円以上の場合に請求できます。 20万円に届かない場合が多いのではないかと思う方もいるかもしれません。

 

ですが、仮設足場を立てたり工事設備を準備したりする費用を加えると20万円を超えるケースがほとんどなので安心してください。 しかし、20万円に満たない場合は請求が認められないことは念頭に置いておきましょう。

火災保険の請求を代行してくれる業者って?

火災保険が適用される可能性のあるエアコンの事故の例

ここでは、火災保険請求サポート業者について紹介していきます。 前述した通り、火災保険の請求に関するコツとして火災保険請求サポート業者に依頼してみることがおすすめ。

 

火災保険請求の初心者は、ぜひ火災保険請求サポート業者を利用してみてください。 保険認定後に保険料の一部を成果報酬として支払わなければなりませんが、建物の損害状況の調査や報告書、修理に必要な見積書の作成をしてくれますよ。

火災保険請求サポート業者が無料で調査してくれる理由

火災保険請求サポート業者は、火災保険の申請をすることができる損害があるかを無料で調査してくれます。 ですが、無料で調査してくれることを疑問に思った方も多いはず。 火災保険請求サポート業者が無料調査をしてくれる理由は、成果報酬型をとっているからです。

 

保険料が下りた場合のみ、業者に成果報酬として支払うため、調査は無料で行ってくれるということ。 支払う報酬の相場は保険料の30パーセントから40パーセントとなっています。 火災保険請求サポート業者について理解した上で、よく考えて依頼するか決めましょう。

詐欺に注意!火災保険を請求する際によくあるトラブルを2つ紹介

ここからは、火災保険に関するトラブルを紹介していきます。 火災保険の請求に関しては、トラブルが多発していることも多いです。 中には詐欺まがいのトラブルもあり、一度巻き込まれると面倒になってしまうかもしれません。

 

なので、前もってケースを理解しておいて、トラブルを回避できるようにしておきましょう。 ここでは、よくあるトラブルを2つ紹介しますので、参考にしてください。

違約金トラブル

修理業者が作成した修理見積書を使って保険金の請求をした結果、審査が通らなかったため解約を要求すると、高額な違約金が請求されるというトラブルです。 なぜ、業者が作成した修理見積書なのに認められないのでしょうか。

 

実際は補償が認められないような損傷でも、認められると嘘をつき、契約を持ちかけてくる詐欺業者の場合、そのようなケースになることがあります。 業者からの指摘で損害に気づく場合は、保険金を受け取れないリスクがあるので注意してください。

 

対策法としては、信頼できる火災保険請求サポート業者を通すことがおすすめ。 自分で請求する場合も契約時の違約金についてはしっかりと確認したうえで契約しましょう。

虚偽の報告

経年劣化による破損を、災害による破損であるという虚偽の内容で保険金の請求をさせようとする詐欺業者が存在します。

 

そのような虚偽の報告をしてしまうと、保険の契約を解除されたり保険金を返納させられたり、悪質な場合だと詐欺罪で刑事罰に問われたりする場合があります。 虚偽の申請を持ちかけられた時は必ず断るようにしてください。

火災保険を請求する前にコツを知っておこう

いかがでしたでしょうか。 火災保険の請求は確認すべきポイントや注意することが多くて大変。 本記事で紹介したコツを押さえて、適切に請求できるようにしましょう。 火災保険請求サポート業者を利用すれば、火災保険請求の初心者でも安心です。 場合によっては利用することも考えてみてください。

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