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2021.08.22 | 

火災保険の請求期限は3年!期限過ぎでも手続きした方がよい理由も解説!

火災保険の請求期限は3年!期限過ぎでも手続きした方がよい理由も解説!

火災保険の請求期限を知らずに請求を後回しにしてしまい、気づいた時には請求期限を過ぎていた経験がある人も少なくありません。火災保険の請求期限は被害を受けた翌日から『3年』です。3年の期限が過ぎてしまうと原則、請求を受け付けてもらえません。

 

請求期限を過ぎているからと、請求せずに諦めた経験がある人も多いのではないでしょうか?しかし、期限が過ぎていても請求できるケースもあります。火災保険の請求期限が過ぎていても諦めずに請求してみましょう。

 

本記事では火災保険の請求期限や請求方法、期限外でも請求した方がいい理由を紹介します。火災保険を請求しようと考えている方や、請求方法を知らない方はぜひ参考にしてみてください。

 

火災保険は3年の期限内だと保険金を請求できる

火災保険は3年の期限内だと保険金を請求できる

自然災害や火災で住宅や家財に被害が出た場合、被害額を払えるのかと不安に感じてしまう人も多いはず。しかし、火災保険に加入していれば、3年以内の請求で保険金を受け取れるので安心です。

 

3年の期限は保険法第95条により定められますが、保険会社によっては保険法とは異なる期限が決められている場合もあります。まずは火災保険会社へ請求期限を確認しましょう。

 

なぜ3年の請求期限がついているのか?

被害を受けてから3年以上経つと時効とみなされ、保険金の請求が無効となってしまうことがあります。その理由は、被害が出てから3年以上の時間が経つと調査が困難となるためです。

 

保険の調査は、保険会社が正当な保険金を支払うために行われます。適正な保険金を受け取るためにも、被害から3年以内に請求しましょう。

 

期限3年以内だと修理済みでも請求できる

3年未満でもすでに修復してしまうと調査ができず、請求ができなくなるのではと考えている人も多いのではないでしょうか?しかし、修理済みでも災害の証明ができれば請求することが可能です。修繕後に請求する場合、修理前の写真や修理の見積書などを提出する必要があります。

 

請求は自分で行いますが、知らずにリフォーム会社に代筆してもらった場合、虚偽申請と判断されてしまうケースもあります。また、高額な料金をリフォーム会社より請求された場合でも、火災保険から受け取れる請求額は被害額に見合った金額です。虚偽申請や悪徳リフォーム業者には注意してください。

 

3年以上が過ぎても火災保険の請求ができることもある

3年以上が過ぎても火災保険の請求ができることもある

3年以上が経過しても火災保険の請求が通ることがあります。ここでは、期限後でも保険金が支払われるケースを紹介します。被害から3年以上が経過しても請求できておらず、保険金が支払われるのか不安な人は参考にしてください。

 

保険会社が「時効の援用」を適用しないと請求が可能

保険会社が時効の援用を適用していないと、期限の3年を過ぎても保険金の請求をできることもあります。保険の請求権は、3年が絶てば自然となくなるわけではないからです。

 

もし、保険会社が時効の成立を請求者に主張すると、時効となり請求ができなくなります。この主張を「時効の援用」と言いますが、保険会社は時効の援用をすることが少ないのです。つまり、3年以上が経過して請求しても保険金を貰える可能性があります。

 

諦めずに請求をしてみよう

損害から3年以上が経過しても、諦めずに保険金を請求してみましょう。時効の援用が行われていなければ、請求する権利はあります。火災保険に加入したことを知らなかったり忘れていた場合や、火災保険の証券を無くしてしまったケースでは3年以上経過していても請求が受理されることも。

 

気づいた時には3年以上たっていたからと諦めずに、まずは保険会社へ連絡してみましょう。

 

なお「火災保険の保険金で修理しないと詐欺になる?2つの注意点や請求手順も徹底解説!」では、火災保険の補償を受けても修理をしないケースについて解説しています。火災保険を正しく利用したい人は、併せてご覧ください。

火災保険申請の手続き6ステップ

火災保険申請の手続き6ステップ

火災保険の申請手続きは、次の6つステップです。

 

  1. ①火災保険の会社に連絡を入れる
  2. ②保険会社から保険金請求の書類が送られてくる
  3. ③保険会社による被害状況の調査
  4. ④保険金の請求用の書類を提出
  5. ⑤保険会社から保険金支払いについての案内される
  6. ⑥保険金が振り込まれる

 

1つずつ詳しく紹介していくので参考にしてみてください。

 

①火災保険の会社に連絡を入れる

まずは火災保険の会社に連絡を入れることから始めます。保険会社によって必要情報は異なりますが、基本は保険の契約者の名前、保険証券番号、災害の詳細、損害の詳細を伝えてください。

 

災害による被害を受けると、慌ててしまい情報が不確かなまま保険会社に連絡をする人がたくさんいます。その場合、手続きに時間がかかったり、上手く保険金を請求できなかったりする可能性もあります。手続きをスムーズに行うためにも正確に情報を伝えましょう。

 

②保険会社から保険金請求の書類が送られてくる

保険会社へ連絡後、保険金請求に必要な書類についての案内が届きます。案内には、保険を請求するために準備する必要がある書類や請求方法などが記載されています。保険を請求するために必要な書類なので、しっかり確認しておきましょう。

 

不明点がある場合は自己判断をせず、保険会社に問い合わせてください。

 

火災保険の手続きに必要な書類は?保険金請求・見積もり・契約時の準備を徹底解説!」では、火災保険の請求に必要な書類を詳しく解説しています。詳細を知りたい人は、併せてご覧ください。

 

③保険会社による被害状況の調査

保険会社による被害状況の調査

保険金の請求をすると、保険会社から調査されます。保険会社は調査をもとに、保険金の支払いの可否や額を決めているので、調査には素直に応じましょう。調査は電話や書面で済むことがある一方、訪問の上で調査が行われる場合もあります。

 

訪問調査は、資格を持った鑑定人が損害状況を確認するために行います。訪問調査後は修理の途中経過を確認するため、電話や書面による調査ややり取りが継続して行われることもあります。

 

④保険金の請求用の書類を提出

保険会社から届いた必要書類に記入したら、書類を提出します。提出が必要な書類は、被災の程度や保険会社によっても異なりますが、保険金請求書や修理の見積書、損害状況が分かる写真などを提出するのが一般的です。

 

書類について不明点は、保険会社に確認をしてから提出しましょう。適正な保険金の受け取りを行うために、書類は提出漏れがないように気を付けてください。

 

⑤保険会社から保険金支払いについての案内される

必要書類提出後、1週間ほどで保険会社から保険金支払い案内の連絡がきます。この段階ではまだ、保険金の支払われたことを伝える案内ではありません。請求書を受け取り受理されたことを知らせる連絡です。

 

請求内容に確認事項があり受理に時間がかかる場合は、保険会社からその旨の連絡が届くはずです。もし2週間ほどが経過しても保険会社から連絡が来ない場合は、確認の連絡をしてみましょう。

 

⑥保険金が振り込まれる

保険金請求が承認され金額が決定した後、請求者指定の口座に保険金が入金されます。保険会社からは支払い通知が送られてきますが、保険金の入金もなく保険会社からも通知が届かない場合再度連絡して確認してみてください。

 

火災保険は重複加入すればもらえる保険金が増える?重複に関する注意点やQ&Aを紹介」では、重複加入によって給付金が増えるのかを詳しく解説しています。受け取れる保険金の金額が気になる人は、ぜひご覧ください。

火災保険請求のコツ

火災保険請求のコツ

火災保険の請求はただ請求すれば必ず希望の金額が支払われるわけではありません。

 

災害から時間が経過している場合は特に、希望していた金額よりも大幅に低い保険金しか支払われないこともあります。適正な保険金を受け取るために、火災保険請求のコツを理解しておきましょう。

 

昔の災害であっても被害状況をはっきりと伝える

保険金を受け取るためにも、できる限り災害当時の状況を思い出し、日時と場所、災害の種類や損害の程度を伝えると良いでしょう。

 

もし期限の3年を超えているような災害でもあっても、保険金の請求が受理される可能性があるので、当時の状況を思い出しながら請求しましょう。

 

保険会社や被害状況によっては訪問をせず、電話や書面のみで申請を進めていくこともあります。また、被害から時間が経っている場合、訪問しても当時の被害状況がわかるわけではありません。

 

そのため、被害状況をはっきりと伝えることは火災保険の請求で一番重要なコツです。的確に被害状況を伝えしっかりと理解してもらいましょう。

 

経年劣化でも自己判断しない

火災保険の請求では本来、老朽化による破損には保険金が支払われません。しかし、経年劣化かどうかを判断するのは鑑定人です。経年劣化と自己判断してしまい自己負担した経験がある人もたくさんいます。

 

請求期限の3年が過ぎた破損でも補償対象となる可能性もあるため、自己判断はせず鑑定人に伝えましょう。経年劣化だと思った損傷でも実は、災害が原因の破損だったケースもあります。まずは保険会社へ連絡してみてください。

 

火災保険の請求にはコツがある?4つのコツや必要書類の書き方を徹底解説!」では、火災保険を請求する際のコツをより詳しく解説しています。確実に火災保険を利用したい人は、併せてチェックしましょう。

火災保険の請求期限の3年以上が過ぎても請求してみよう

火災保険に加入している人は多いのですが、請求期限が3年だということを知っている人はあまり多くありません。落ち着いてから請求しようと考え被害から3年以上経過していた人や、保険に入っていることを知らずに3年以上たってしまった人もいるはずです。

 

3年以上経過してしまうと調査が困難となってしまい、適正な保険金の受け取りが出来なくなってしまう可能性もあります。火災や災害で被害を受けると慌ててしまいますが、まずは保険会社に速やかに連絡を取りましょう。

 

とはいえ、災害から3年以上経過していても請求ができるケースもあります。期限が切れているから火災保険の保険金が支払われないといった自己判断で決めるのではなく、まずは保険会社へ相談してみてください。

 

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