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2021.08.22 | 

火災保険で自転車盗難は補償される?マンションの家財保険についても解説!

火災保険で自転車盗難は補償される?マンションの家財保険についても解説!

「自転車が盗難被害に遭ったけど火災保険で対応できるの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか?盗難に遭った自転車でも、火災保険の補償は受けられます。

 

さらに、マンションを借りるときに加入した家財保険についても、盗まれた自転車で損した分の保険金が支払われるのです。

 

この記事では、盗難被害に遭った自転車に関する火災保険の補償について解説。家財保険や火災保険が自転車盗難に適応されない場合についてもお伝えします。

 

盗まれた自転車の損失を火災保険で取り戻すためにも、最後までこの記事をご覧ください。

 

火災保険の補償は自転車が盗難に遭った場合も適用される

火災保険の補償は自転車が盗難に遭った場合も適用される

自転車が盗難に遭った場合でも、火災保険の補償は適用可能です。補償の範囲は敷地内での自転車盗難に限られますが、敷地内の盗難件数は多いので、火災保険の果たす役割は大きいと言えるでしょう。

 

たとえば、警視庁のホームページで公開されている「東京の犯罪(令和二年版)」を見ると、次のことがわかります。

 

  • 東京で報告された自転車窃盗は23,392件
  • マンションや一戸建て、アパートなどの住宅での自転車窃盗は全体の48.9%

 

単純に計算すると東京だけでも、年間で約12,400件の住宅での自転車盗難が発生しているのです。そのため、自転車が盗まれた時に、火災保険による補償が助けになることは十分に考えられます。

 

自転車が盗まれたときの火災保険の補償について

自転車が盗まれたときの火災保険の補償について

火災保険の補償を理解するには、補償の対象と保険金の内容を確認するとよいです。補償の対象は火災保険が適用される損害の範囲。

 

一方で内容は、補償対象に対して実際にいくら支払われるかといった金額についてです。詳しく解説しますので、参考にしてください。

 

火災保険の補償対象

火災保険の補償対象は次の通りです。

 

  • 盗難(家具・自転車など)
  • 事前災害(火災・水災・風災・雹災・雪災・落雷など)
  • 水漏れ
  • 集団による暴力行為
  • 建物外部からの落下・飛来・衝突で建物が損傷した場合

 

自転車の盗難が補償されるのは、上記の一番に書かれている「盗難」が火災保険の補償対象に含まれているからです。

 

排気量125cc以下の原付自転車でも、保険が適用されます。ただし、排気量が125ccを超える自動車やバイクは火災保険の適用には含まれないので注意が必要です。

 

火災保険で支払われる保険金額

火災保険で支払われる保険金は、損害を受けたものに応じて保険金の計算方法が異なります。自転車の場合だと、損害保険金が適用されることになります。

 

自転車の盗難で貰える損害保険金の計算方法を解説するために、次の状況を想定します。

 

  • 盗難に合ったの自転車は、3年前に6万円で購入したもの
  • 3年が経過したので、時価額2万円になっている
  • 保険を契約した時は自己負担額1万円の設定にしている

 

この場合、契約内容により時価で計算するのか、新価で計算するのかが異なります。計算方法を示すと以下の通りになります。

 

  • 時価で計算する場合は、6万円ー1万円=5万円が損害保険金
  • 新価で計算する場合は、2万円ー1万円=1万円が損害保険金

 

火災保険を契約するときは、自己負担額と保険金の計算の際の、新価や時価について確認しましょう。

 

火災保険が盗難に適用されるために必要な手続き

火災保険が盗難に適用されるために必要な手続き

火災保険が盗難に適用されるために必要な手続きは、次の通りです。

 

  1. 盗難届を警察へ提出
  2. 保険会社へ盗難にあったことを連絡
  3. 保険会社から必要書類が届く
  4. 届いた書類に記入して提出
  5. 保険会社による被害状況の調査
  6. 保険金が指定口座に入金される

 

盗難に遭った場合は、速やかに火災保険の手続きを進められるように、事前に警察に届け出ましょう。次に盗まれた自転車への補償を得るために、必要な書類について解説します。

盗難に遭った自転車の保険金を請求するために必要な書類3つ

盗難に遭った自転車の保険金を請求するために必要な書類3つ

盗難に遭った自転車の保険金を請求するために必要な書類は次の3つです。

 

  1. 事故内容報告書
  2. 保険金請求書
  3. 盗まれた自転車の価値を確認できる書類

 

保険金を請求するために、重要な書類なのでしっかりチェックしていきましょう。

 

①事故内容報告書

事故内容報告書は、事故内容や事故の原因、損害内容を保険会社が確認するために必要な書類です。盗難の場合だと、盗難された場所を証拠写真として撮影すると、事故内容報告書の補足書類として使えるでしょう。

 

②保険金請求書

保険金請求書は保険を請求するために必要な書類で、すべて記入するには、警察に盗難を届け出た受理番号も必要です。記入項目には、他にも次のようなものがあります。

 

  • 請求日
  • 請求者の情報
  • 他の保険会社との契約状況
  • 保険金を振り込むための口座

 

警察に届け出をしておかないと、保険金請求を記入できないので、自転車を盗まれたら必ず警察に盗難届を提出しましょう。

 

③盗まれた自転車の価値を確認できる書類

盗まれた自転車の価値を確認できる書類には、自転車の領収書や保証書のコピー、購入時に使ったクレジットカードの明細書が使えます。

 

保険会社が自転車の価値を見積もり、補償される保険金額を決めるのに必要な書類なので、持っている場合は提出するようにしましょう。

 

賃貸マンションの家財保険でも盗難に遭った自転車は保証される

賃貸マンションの家財保険でも盗難に遭った自転車は保証される

賃貸マンションの家財保険でも盗難に遭った自転車は補償されます。なぜなら、家財保険の補償対象には窃盗された自転車も含まれるからです。

 

ただし、家財保険には5万円などの限度額が設定されていることもあるので注意が必要です。マウンテンバイクやロードバイクなど、高額な自転車の場合、家財保険の補償では賄えない場合もあります。

 

賃貸マンションの場合は家財保険ではなくても、加入した火災保険に家財保険が含まれていることもあります。そのため、自転車の窃盗にあったら、保険への加入状況を確認してみるとよいでしょう。

 

家財保険や火災保険が自転車盗難に適応されない場合

家財保険や火災保険が自転車盗難に適応されない場合

家財保険や火災保険が自転車盗難に適応されない場合は次の通りです。

 

  • 自転車にカギをかけていなかった場合
  • 自宅やマンションの敷地外で盗まれた場合
  • 火災保険の場合に補償対象に家財が含まれていない場合

 

実際に盗難に遭った時に、後悔しないためにも適応されない場合についてもしっかり確認しておきましょう。

 

自宅やマンションの敷地外で盗まれた場合

自宅やマンションの居住区域の外で盗まれた場合は、保険の適用外です。たとえば、駅の駐輪場やコンビニの駐車場に停めていて、盗まれても補償がされないので注意しましょう。

 

居住する敷地以外の自転車の盗難には、別に自転車用の盗難保険があります。後ほど解説しますので、参考にしてください。

 

自転車にカギをかけていなかった場合

自転車にカギをかけていなかった場合は、敷地内に停めていた自転車が盗まれた場合でも、補償されません。

 

警視庁の報告によると東京で盗まれた自転車のうち、施錠がされていなかった自転車は半数以上に上るようです。

 

敷地内だと外に比べて安心してしまい、ついつい施錠も忘れがちですが、常に自転車の施錠をすることを習慣づけましょう。

火災保険の場合に補償対象に家財が含まれていない場合

火災保険の中には、家財への補償が含まれていないこともあるため、注意が必要です。火災保険は建物と家財のそれぞれに保険をかけたり、建物のみに保険をかけたりすることが可能。

 

つまり、契約の際に、家財補償を火災保険から外してしまうと、自転車の盗難に遭ったさいにも、なんの補償も受けられなくなります。

 

火災保険に加入していても、補償内容を忘れてしまった方も多いのではないでしょうか。補償される範囲がはっきりしない場合は、保険証を確認したり保険会社に問い合わせたりして、保険が適用される範囲を確認しておくことをおすすめします。

 

自転車の盗難保険であれば敷地外での盗難も補償される

自転車の盗難保険であれば敷地外での盗難も補償される

火災保険に含まれる補償とは別に、自転車盗難に関する「自転車の盗難保険」といものがあります。自転車の盗難保険は、火災保険ではカバーできない敷地外での盗難にも対応。

 

補償プランや保険料金もいくつかのプランが準備されているため、居住区域外で盗まれた自転車も補償する保険を探している方は、加入を検討してみるのもおすすめです。とはいえ、「自転車の盗難保険」でも無施錠時の盗難は補償されないので注意しましょう。

 

盗難に遭った自転車の保険についてのよくある質問

盗難に遭った自転車の保険についてのよくある質問

ここでは、自転車が盗難に遭った場合の火災保険についての以下の疑問にお答えします。

 

  • 原付自転車でも補償される?
  • 保険金を受け取った後に盗まれた自転車が見つかったら?
  • いくらまで保証される?

 

分かりやすく解説するので、参考にしてください。

原付自転車でも補償される?

盗まれた原動機付き自転車でも、火災保険で補償されます。ただし、125ccよりも排気量が大きいバイクや自動車は補償の対象外です。

 

バイクや自動車の盗難に対処するには、自動車保険の車両保険、バイクはバイク専用の保険に含まれる盗難保険に加入すると良いでしょう。

 

保険金を受け取った後に盗まれた自転車が見つかったら?

盗まれた自転車が見つかったら、保険会社に報告しましょう。また盗まれた自転車の所有権は、保険会社に移っているため、誤って処分したり売却したりしないように注意してください。

 

保険会社から支払われた保険金を払い戻せば、盗まれた自転車の所有権を取得するのも可能です。いずれにせよ、保険会社と話し合う必要もあるため、まずは保険会社に問い合わせるようにしてください。

 

いくらまで保証される?

窃盗に遭った自転車に対して、支払われるのは損害保険金です。損害保険金の計算方法は次の通り。

 

損害の額-自己負担額=損害保険金

 

損害の額は盗まれ自転車の金額のことです。損害の額は購入した当時の金額から経年による劣化を含めて見積もられた時価が適応されたり、購入当時の金額である新価で適用されたりします。新価と時価の適用判断については、契約内容に寄ります。

 

自己負担額は、保険の契約時に定期的に支払う保険料を低くするために設定された金額です。

 

火災保険の内容を確認して自転車盗難に備えよう

盗難に遭った自転車は、火災保険による補償の適用の範囲内です。さらに、家財保険でも、火災保険と同じように盗難された自転車についての補償を受けられます。

 

火災保険を使って、盗まれた自転車の補償をしてもらうには、警察に盗難届を提出しておく必要があります。火災保険を適用させるためにも、自転車が盗まれたら速やかに盗難届を警察に提出しましょう。

 

また、居住区域の外で自転車を盗まれたり、無施錠だったりした場合は、火災保険は適用されないので注意が必要です。

 

火災保険の内容によっては、家財が補償の対象外で盗まれた自転車への補償が受けられない場合もありますので、保険の補償内容をしっかり確認しておきましょう。

 

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